各相続人がその権利を主張することにより、感情的なあつれきが生じます。
法律では相続人が合意しなければ法定相続になると規定していますが、それを十分に理解されないで、各人が自らの意見を主張します。
兄弟姉妹等の親族間で財産に関していがみ合うことは非常に残念なことですし、亡くなられた被相続人もそれを望んでいなかったはずです。
相続人がもめることなく円満に相続するために、制度を正しくとらえることや、相続人がお互いの気持ちを尊重し、もめることのないように配慮しながら遺産分割協議を進める必要を感じます。
そのための誤りのない知識や間違いのない進め方をご説明させていただきます。
また、争族を防ぐためには生前の対策が欠かせません。それには遺言や生前におけるご本人の意向の伝達が必要です。法的な手段である遺言を作成するとともに、遺言を補足する説明や理由を述べることが必要かと思われます。
そのような遺言やそれをカバーする方法をお伝えし、もめないようにしていただきたいと考えています。
もめることのない円満な相続のお手伝いをすることがこの「NPO法人相続相談センター」の目的です。
核家族化を迎えるまでは、相続といえば親戚や本家筋の方々が相続を執り仕切り、あるいは、お世話や助言をしてきました。
現在の少子高齢化の社会では、お世話をされる方も少なくなり、相続人自身が自ら判断し動いて相続の手続きを行わなければなりません。ただし、その手続きは通常、経験したことのないことばかりです。
その相続の手続き全般にわたってお応えをし、円滑に手続きを進めるお手伝いをすることもこの「NPO法人相続相談センター」の新たな目的です。
以上のようなもめない円満な相続や円滑な相続手続きのお手伝いをすることが当「NPO法人相続相談センター」の目的であり、そのために相続に関するあらゆるご相談に無料でお応えし、皆様のお役に立つことを目指しております。